NOTE
2000年12月開業。
大江戸線のホームは他の路線よりもかなり深いところにあり、更にホームの位置も他路線のホームからかなり離れているため、乗り換えには不便。しかし通路やホームは離れているからこそなのか、グッドデザイン賞を数多く受賞している大江戸線の駅の中でも一際独創性のある駅で日本建築学会賞を受賞している。設計は建築家の渡辺誠氏。
ホーム内に階段がなく、両端に通路が延びているという地下鉄の島式ホームとしては珍しい構造になっている。通路先の階段には緑色のパイプが無数に伸び、そこに照明が付いている。これは「ウェブフレーム」と呼ばれコンピューターのプログラムが自動設計したもの。C3出口には葉っぱのようなデザインの換気塔があり、これとウェブフレームが一体となって地下空間の広がりを表現している。
ホームは中央部の天井が高くなっていて広々として見える。上下線で壁の色が異なり都庁前方面は黄色、清澄白河方面はシルバー(無塗装)で水平溝のアルミスパンドレル。
非常に個性的で探索するのが楽しい駅。設計者の渡辺誠氏のサイトには各デザインの詳細が載っているので読めば更に楽しめるでしょう。
渡辺誠氏のサイト
撮影日:2020年10月