タイルパターンの名称

駅情報のタイルの並び方の記述について『普通の』とか『交互に』などと書いていてはいまいちわかりにくいしかっこ悪い。調べてみたらちゃんと名称がありました。ここに書いておくことできちんと各駅情報でも書けるので紹介します。なにより、正確な名前を知っておくときっと駅探索がより楽しくなります。

元々はレンガの積み方の名前です(○○積み→タイルパターンでは○○貼り)。

非常にたくさんのタイルのパターンがあるみたいですが、ここでは実際地下鉄の駅で使われているパターンの名称のみ紹介します。

通し目地(芋目地)

タイルをストレートに貼ったいわゆる普通のパターン。一番多いパターンでしょう。余談ですが、レンガを積むときは耐久性がすごく下がるので通し目地は避けるそうです。
『芋目地』の名前の由来は芋の根っこは規則正しく伸びることから付いています。
有楽町線池袋、飯田橋など。
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馬目地(馬踏み目地・破れ目地)

通し目地に対して、交互にタイルを貼ったものが馬目地。Theレンガ積みといったカンジです。これも多いですね。レンガ調の駅はだいたいこれです。
『馬目地・馬踏み目地』の名前の由来は馬の歩いた足跡が交互になっている所から。
有楽町線要町、千川、小竹向原など。
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長手積み・小口積み(ドイツ積み)

レンガの馬目地の積み方で、長辺(長手)が見えるように積むことを『長手積み』、短辺(小口)が見えるように積むことを『小口積み(ドイツ積み)』といいます。

タイルなのであまり関係ありませんけど、例えば千代田線の北千住駅と西日暮里駅、色とか一緒なのでパッと見同じように見えますが、北千住は『長手積み風』、西日暮里のは『小口積み風』。(各駅のタイルがキチンとレンガの比率になっているか、そこまではTerafyは調査していませんので”風”としました)
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フランス貼り

長手と小口を左右上下交互に並べたパターン。オシャレに見えます。正確にはフランドル積みと言うそうですが、間違って伝わったそうで日本ではフランス積み(貼り)が一般的。由来はベルギー全土からフランス東北部のフランドル地方の積み方から。
丸ノ内線池袋、東西線日本橋、大手町(旧)など。
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たて通し目地(たて芋目地)

縦長の通し目地。ホームの壁としてはあまりありませんが、柱や地下通路でよく見かけます。
丸ノ内線大手町(旧)・銀座線表参道・埼玉スタジアム線川口元郷など。
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たて千鳥目地

馬目地を90回転させたような縦長のパターン。
都営新宿線神保町など。
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たて馬目地

タイルを縦長にした状態での馬目地。
都営三田線大手町。
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金属サイディング

ガルバニウムやアルミなどの金属の鋼板をプレスして凸凹の模様をつけた壁のことで、地下鉄では大江戸線など新しい路線で見かける。シルバーの壁はだいたいこれ。

サイディングとは建物の外壁に使う板材、つまり壁に貼る板の総称で、当サイトでよく書かれている『縦長のプレート』『正方形のパネル』なんていうのも全部サイディングの一種になるのでしょうけど逆にわかりづらくなりそうなのでこの名称は当サイトでは金属サイディングのみに使うことにしました。