レイアウト一覧

0.規格編:レイアウトの規格

当サイトのプリントできるイラストの規格です。

サイズ

基本的にはTOMIXのレール幅、駅の規格に合わせています。これは、管理人Terafyが元々Bトレのレイアウトを作ろうと思ったところが始まりであるため、ミニカーブレールのあるTOMIXを選びました。また、スラブレールの単線があるのもTOMIXだけだからです。

理由はもう一つ。TOMIXのレールの長さ280mmがA4ギリギリで入るので壁のプリントとも相性がよく、さらにBトレの基本編成の4両がぴったり収まります(ぴったり収まると壁がほとんど見えなくなるんですけどね)。

ただし、TOMIXの駅は高さ(12mm)がなぜか低いため、2mm高い14mmとしています。
sunpo.png
駅の壁  幅280mm 高さ38mm
ホーム  幅280mm 高さ14mm 奥行37mm
天 井  幅280mm      奥行37mm
柱         高さ21mm (幅は様々)
レール       高さ6mm 奥行18.5mm(TOMIXレール)
ホーム側からギリギリ電車のパンタグラフが見えるくらいが狙い。天井が高い駅もありますが、これがだいたいの駅の標準の高さだと思います。

壁のスケールについて

タイルの表現はデフォルメして大きめに表現しています。縦3列くらいの元々大きめのタイルを使用している駅は比較的忠実ですが細かいタイルの所は倍くらい大きいです。東京メトロの駅の壁によくあるラインカラーの帯も幅を実際の倍くらいにしてあります。これは、プリントした時にラインの中にある駅名標がきちんと読めるようにしたかったので大きくしました。

広告枠やシャッター、改装跡などはほぼ入れずにあえて極力シンプルにしています。入れてもドア位置の【○○○】くらいです。
real.png
(イメージ。左:リアルスケール 右:当サイトのスケール)

駅名標ついて

極力同じように見えるようにしていますが実際のものとは異なります。例えば東京メトロは旧駅名標のフォントは、ゴシック4550とAkzidenzGrotesk、新しい駅名標は新ゴとFrutigerですが、全部新ゴとFrutigerで作ってます。全駅の駅名標の置き換えが済んだという仮定の設定で。都営地下鉄はフォントどころかデザインもころころ変わってますが、基本的に取材時に使用している駅名標をベースとしています。

文字のアキや駅名標の長さも駅によってバラバラなので統一しています。また、壁同様文字の大きさもギリギリまで大きくデフォルメしています。

色について

色は見た人によって変わってきます。写真で撮ったとしてもメーカーや設定で全く変わってきますし、地下鉄の駅は照明でも雰囲気はだいぶ変わります。極力近い印象の色にしています。ただし、駅名標や駅のラインに使われているラインカラーは基本的に全て統一しています。あまりにこれは違うだろって場合は指摘してください。

もっと言えば、ディスプレイごとにも色は違って見えますし、プリントすればまたそれは違った色で出てきますからね。

作らない駅

1.地下鉄の駅でも地上駅は基本的に作りません。東西線の西葛西~西船橋や中野、有楽町線の和光市や新木場などです。壁がタイルじゃないし。一部例外として銀座線渋谷駅など、地上駅でもぱっと見地下駅っぽい壁は作る予定です。
2.イラストを前面に押し出したような駅や写真を使用している駅。イラストの例で言うと南北線の後楽園や飯田橋、銀座線の溜池山王など。写真は半蔵門線の錦糸町駅など。基本的に『Terafyが全て自分で描ける』というのが条件です。

イラストの駅はTerafyが似たような絵を描いて○○駅風とするかも。副都心線の駅は写真を貼り付けて作ってるように見えるかもしれませんがちゃんとTerafyが書き起こしてるんですよ。よく見てみると複雑な所は結構簡略化しています。


地下駅基本セット(島型)

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駅の床、柱(&出口)、天井のセットです。これと壁を組み合わせれば島型ホームの完成です。
床にはいくつかバリエーションがあり、現在4種類から選ぶことができます。
床色グレー
shima-21.png
床色クリーム
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床色グレー・白線の外に注意喚起シート
shima-11.png
床色クリーム・白線の外に注意喚起シート
shima-11.png
『プリント依頼』の際に色を指定してください。特に指定がない場合は床色グレーをアップロードします。

《つくりかた》

以下の作り方は、このセットのみを使用した作り方で、一応形は駅になりますが、強度がないので正直なところ実用向きではありません。
スチレンボードなどで補強する作り方は『2.実践編:島型ホームのレイアウトを作る』のページを参照してください。
用意するもの:カッター・定規・つまようじ(orインクの切れたボールペンなど折り筋を付けるもの)・のり

【天井と床】

1.駅の床部分の点線のトンボに定規を合わせ、つまようじ等で折り筋を付けます。
2.横の実線のトンボに合わせてカッターで切っていきます。
 このとき、左右トンボのあたりで切るのを止めてください。全部切ってしまうと縦の切る場所がわからなくなります。
3.縦の実線トンボに合わせてカッターで切ります。
 天井は完成です。
4.のりしろにのりをぬって床部分を組み立てます。
 床部分は完成です。stationbasic01b.jpg

【出口】

stationbasic01a.jpg
1.点線のトンボに定規を合わせ、つまようじ等で折り筋を付けます。
2.実線のトンボに合わせてカッターで切ります。
3.天井側、床側ののりしろ部分の右ののりしろ部分は切り取り、折り線を付けた部分は切れ込みをいれます。
4.のりしろにのりを付けて組み立てます。天井側、床側ののりしろはまだ貼りません。
出口は完成です。

【柱】

 柱は種類によって作り分けが可能です。基本的に出口と作り方は同じです。太さや形によって折り目や切る場所が変わります。のりしろが狭かったりわかりにくかったりするので、液体のりの場合はつまようじにのりを少し付けてから紙に付けると量を調節できます。つまようじ便利!

A.円柱(太)

トンボ通りに合わせて切ってのりしろ部分をのりで貼って完成。天井側、床側ののりしろは約0.5mm~1mm幅で刻んで内側に折ります。直径約7.5mmの円柱になります。駅の中心に1列配置する向けの太さ。

B.円柱(細)

 右側は緑色のトンボの部分で切る。紫のトンボのところからがのりしろ。天井側、床側ののりしろは約0.5mm~1mm幅で刻んで内側に折ります。天、床ののりしろの長さもトンボのとおりだと3mmありますが1〜2mmに切ってしまいます。直径約4mm。駅の2列配置向けの太さ。

C.四角柱(太)

切る前に水色と紫のトンボの部分につまようじ等で折り筋を付ける。切る場所はAと同じ。一辺6mm。駅の中心に1列配置する向けの太さ。

D.四角柱(細)

切る前に赤色と紫のトンボの部分につまようじ等で折り筋を付ける。切る場所はAと同じ。一辺4mm。駅の2列配置向けの太さ。
stationbasic01d.jpg 円柱は一度つまようじに巻き付けるとクセがついて簡単です。つまようじ便利!!円柱(太)の場合は丸いお箸(ほっともっと弁当についてくる割り箸とか)に巻き付けるとちょうどいいです。
写真で図解【円柱(細)の場合】左から。
1.切り抜いて
2.天井側、床側ののりしろを細く刻んで
 (細ければ細い方がいいです。)
3.つまようじでクセを付けて
4.のりを付けて完成。
円柱の方がのりしろで折れないのでのりがはみだしやすかったり、天井側、床側ののりしろのせいできれいな円柱にならなかったりで難易度は高いのですが、四角柱の駅ってあまりなかったりします。細い柱は更にのりづけが難しいです。でも存在する駅としては一番多いパターンです。
必要な数だけ柱を作ります。
下の写真の柱はAとC。
stationbasic01c.png

【組み立て】

最後に出口、柱の天井側、床側ののりしろにのりを付けて床部分、天井部分をくっつけて完成です。
stationbasic01e.jpg
この写真は天井に厚紙による補強がしてあり、床側はのりづけしてません。


1.壁編:島型ホームの壁

(写真クリックですべて拡大します)
トンボに合わせて切れば壁としての形は完成しますが、それだけでは強度が弱く、レイアウトとしてはまず成立しません。ですので、堅い素材に貼り合わせて強度を持たせます。

用意するもの
カッター・定規・スチレンボードor厚紙・スティックのりor幅の広い両面テープ(のり付きスチレンボードなら不要)

組み立て方A(スチレンボードのり付きの場合)

一番のおすすめの組み立て方です。使用する素材はスチレンボード。厚さはどれでもいいですが、5mm~7mmの厚いタイプを使えば自立も簡単です。のり付きのものを使う事で非常に簡単に作れます。サイズはA4のものを使うと扱いやすいです。

A-1

kabemake01a.jpg
壁をプリントした用紙を、トンボの上下の外側くらいの大きさでカットします。スチレンボードもプリント用紙をカットした大きさより、気持ち大きめくらいでカットします。無駄な部分ができてしまいますが、キレイに仕上がります。

A-2

kabemake01b.jpg
はく離紙をはがしてスチレンボードとプリント用紙を貼り合わせます。しわができないように気をつけて貼りましょう。

A-3

kabemake01c.jpg
トンボに合わせて貼り合わせたスチレンボードごとカットします。
これで完成です。

組み立て方B(スチレンボードのり無しの場合)

スチレンボードののり無しを使う場合で両面テープを使う場合をBとして書きます。工程としてはA-2の部分が変わります。スティックのりを使うなら紙側にのりを付けてスチレンボードに貼り付けます。
両面テープは40mm幅以上のものを使いましょう。両面テープの方が難しいですが、のりより仕上がりはキレイになります。

B-1

kabemake02a.jpg
横側トンボの外側にちょっとだけ切れ込みを入れます。写真はわかりやすく赤で表示しています。

B-2

kabemake02b.jpg
裏から見た場合。この切れ込みをガイド代わりとして両面テープを貼ります。切れ込み内がすべて両面テープになるように貼ります。40mm幅の両面テープだと両サイド1mm分しか余裕がないので結構難しいです。自信がないなら50mm幅というのを探すとよいでしょう。

B-3

kabemake02c.jpg
両面テープを付けた状態です。この作業がいかにキレイにできるかで一番完成度に差ができると思います。(3の写真ですが、一度両面テープ1カ所張り直しています。右側のあたり。)
A-3に続く。完成写真はAと同じになるので省略。

組み立て方C(厚紙の場合)

 スチレンボードが用意できない場合や、極力お金をかけたくない場合は厚紙でもそれなりに強度を付けることができます。100均にある画用紙なんかでも十分です。ただし、自立させるのに何かしらの工夫が必要です。

C-1

kabemake03a.jpg
スチレンボードと別段変わらないのでBと同じです。厚紙をプリント用紙より少し大きめに切るのもA-1と一緒。
B-1に続く。

C-2

kabemake03b.jpg
完成品。ぱっと見厚紙で補強したのがわかりにくいですが、わかりにくいのはむしろキレイに貼れた証拠です。(両面テープがしわができずにキレイに範囲内全域に貼れています。貼り直しはBの段階で1回してますが厚紙に貼った時点であまり目立たなくなりました。)


2.実践編:島型ホームのレイアウトを作る

1/17の笑コラ放送に合わせて記事は書いたものの制作過程の写真を撮り忘れており、間に合いませんでした…文章だけで伝わるかはわかりませんが今後順次この記事には写真を追加していきます。

実際にレイアウトを作ってみましょう。
ここで紹介する作例は『比較的手軽に作れること』を最優先に作っています。
ホームに関しては当然市販のNゲージ用のホームを使うのも手です。
stationmake01.jpg
Bトレのディスプレイ用レイアウトを例に作ります。

用意するもの
カッター・定規・スチレンボード(7mm厚・5mm厚・3mm厚)・ストロー・つまようじ・両面テープ・のり・マジックペン・トミックス単線スラブレール(280mm分)・ダイソーコレクションケースワイドL

壁を作る

1.壁編:島型ホームの壁の記事を参考に壁に強度を付けます。厚みがあったほうがいいのでスチレンボードにくっつけるのが一番です。

ホーム部分を『しっかり』と組み立てる

地下駅基本セット(島型)のページに書いてある作り方はあくまでペーパークラフトとして最低限組み立てる方法で、強度がありません。この島式ホームをスチレンボードなどを使ってしっかりと組み立てます。

A.床を作る

A-1.ホームを作る

まず、床のイラストの点線の片方だけつまようじ等で折り筋を付けます。横の部分は後からカットしますので折り筋を付けてアタリを付けておきましょう。
そしてカットします。スチレンボードで補強するので白い部分は不要で黒い部分まででカットしてOKです。写真の点線部分が折り筋をつけるところ、実線がカットするところです。

次に7mm厚のスチレンボードを37mmの幅でカットします。横の長さは280mm以上にしてください。

難所1。スチレンボードにイラストを貼り付けます。折り筋を付けたところとスチレンボードの角がピッタリ合うように慎重に貼り付けましょう。その後、折り筋を付けなかった方をスチレンボードの角に合わせ綺麗に折り曲げます。余ったサイドの部分は下に回り込ませます。

最後に横を切れば長さ280mm、幅37mmのホームが出来上がりました。しかしこのままでは高さが足りないので土台を足します。

A-2.土台を作る

7mm厚のスチレンボードを今度は幅32mmくらい、長さを280mmよりちょっと短め(自信があれば280mm)でカットします。ここは上の部分より短かければ多少サイズがずれても大丈夫です。
カットしたスチレンボードのサイドをマジックで黒く塗りつぶします。

A-3.ホームと土台をくっつける

ホーム部分と土台部分をくっつければホームの完成です。土台は極力ホームの真ん中にくっつけましょう。土台部分の幅を短くすることにより作業が楽になるだけでなく、退避スペースが表現できました。

B.天井を作る

壁の強度をつけるのと同じように天井も作ります。3mm厚のスチレンボードで補強すれば、最終的に天井の上が壁と同じ高さになります。

C.柱を作る

C-1.円柱の場合

円柱でしっかり補強できそうな身近なもの…ということでストローを使うことにします。コンビニで500mlのパックの飲み物を買った時にもらうストローが直径約5mmと扱いやすそうです。

まずは裏面に両面テープを貼り付けます。次に高さ21mmに合わせて上下につまようじ等で折り筋(カットする時のアタリ)を付け、それよりも長い位置で切ります。幅は円周+2mmくらいで切れば綺麗にくっつけられます。
(例:直径5mmの場合。5×3.14=15.7mmなので17mmくらいで切る)

難所2。ストローに巻きつけます。ズレないように気をつけましょう。キレイに巻きつけたら折り筋をつけたアタリに合わせてストローごとカットします。水平になるよう気をつけましょう。柱の高さがバラバラだと天井がうまく乗りませんので慎重に!

C-2.四角柱の場合

四角柱の場合はスチレンボードを必要な長さに切り、円柱と同様にイラストを巻きつけます。例えば5mm厚のスチレンボードを5mmに切れば正方形の柱になります。円柱と異なる注意点は折り目をしっかりと付けること、紙の端を角に合わせるとキレイに仕上がることくらいです。円柱同様、上下は最後に切るとキレイに仕上がります。

D.出口用階段も作る

縦横20mm×24mmなので5mm厚のスチレンボードを4枚24mm×21mmに切って貼り合わせ、それに巻きつければ補強できますが、これは特に補強しなくてもなんとかなります(笑)

E.ホームと柱をくっつける

ホームの一定間隔に柱をくっつけていきます。
四角柱の場合はスチレンボードなので簡単にくっつきますが、ストローは中がスカスカ…円柱はどうするか、中にちぎったティッシュを詰めて上からつまようじなどで押し込みます。その後、接地面にノリをつけてホームにくっつけます。

しかし、この方法だと天井側と柱をくっつけられません…執筆時現在は天井は今後のメンテナンス等を考えると天井はただ乗せるだけでいいと思っているため、このような制作法をとりました。

土台に設置する

いよいよホーム、レール、壁の三つを土台に取り付けます。
今回はダイソーのコレクションボックスアーチワイドL型(400円)というものに設置します。

ちなみにこのコレクションボックス、奥行きはレール上下線2本入らないですが長さは約35cmとこのレイアウトにはちょうどいい幅なのです。

A.仮置きする

いきなり固定してしまうとうまく収まらなくなりがちなのでまずはどこに配置するか仮置きします。ホーム部分が下がくぼんでいるのでズレやすくなります。鉄道模型を実際にレールに乗せて車両とホームに少し隙間ができるように置きます。

B.それぞれを両面テープなどで固定する

ホーム、レール、壁の順番に固定していくと多少の位置ズレのリカバーがしやすいです。トミックスのレールの裏側は隙間が多いので両面テープだとしっかり固定ができません。

C.天井を柱の上に乗せる

前述の通り天井は普段はあると電車や壁は見えにくくなってしまうので外しておいていいと思っています。必要に応じて上に乗せましょう。

完成!

おつかれさまでした。