NOTE
1927年12月開業。地下鉄で最も古く作られた駅のひとつ。
2017年12月に駅のリニューアルが完了。テーマは「祭りの街」。ダークグレーをベースに壁や天井、柱に浅草寺に使われている『べんがら色』という赤っぽい色が映える。壁上部にはちょうちん型の照明が並び賑やかな雰囲気。
ホームは綺麗になってたりするものの、改札階の天井の低さや独特な雰囲気を醸す地下商店街、狭くて急な階段の6番出口や屋根のない8番出口など昭和の雰囲気が色濃く残っている。赤くて特別な建物の4番出口も綺麗になっているが開業当時からそのままの姿である。
1番線ホームには都営地下鉄浅草線ホームへの連絡通路があるが、トンネルの中を歩くようなところが10mほどある。浅草駅の先には留置線があるが、大規模な行事がある時意外は基本的に電車は駅内で折り返すのでホーム内のどちらかにほぼ必ず車両がいる。早朝は1番線のみが使われているが2番線に車両が留置されているのでホーム内に電車が全くいない状態は1日に数回しかない(時刻表にどちらのホームに止まるか書いてあるのだが同じホームに連続で止まるのは早朝を除くと1日数回しかない)。
撮影日:2020年8月
撮影日:2017年12月
過去の壁
壁はクリーム色の大きい正方形タイル縦2列。
更に前の壁は小さいモザイクタイルだった。そしてその頃までは田原町同様上部には家紋が彫られていた。もっとも、改装前の時点で白く塗りつぶされていてあまり目立たなかったようだが。1980年代後半に壁が変わった時に家紋レリーフは姿を消した。
撮影日:2016年2月